2010年12月アーカイブ

8月26日（ヘーヴィス）、28日、29日（ブダペスト）とハンガリーの有名な温泉ホテルに泊りました。ハンガリーは200年前から温泉の歴史を持ち、ローマ時代の公衆浴場、トルコ式浴場、大きな冷泉湖等珍しいタイプの温泉があり、世界でも有数の温泉国です。

国民はみな温泉が大好きで、今も水着を着て社交場となっています。

ホテルには室内、室外数か所に温泉，冷泉、リハビリ用プール、波のプールと面白い体験をしました。へーヴィスでは、毎年保養に来ているという八十代のドイツ人のご夫婦とお湯の中で親しくなっちゃいました。

自然の炭酸水が湧き出る泉水もおいしくはないけれど　まあまあ・・・・・・・？

さて、この写真は王宮の丘　国立美術館を訪ねた時のものです。

世界一美しいといわれる国会議事堂が眼下に見えますね。明日は帰国しなければならないのが残念でたまらず、じっと見とれていました。

ぜひ一度お勧めしたいのが夜のクルージングです。ドナウの真珠といわれる由来がうなずける、本当に感動的な夜景です。

話が尽きないほどの本当に楽しい10日間でした。

これらの旅の思い出を一枚一枚お皿に描いています。

来年6月の展示会には　思い出の風景と四季のバラをテーマにスープセットを完成させようと

頑張っています。。

　詳しくはブログに載せますので、ぜひぜひご覧ください。

8月27日　ペーチに着く。

アジアとヨーロッパの中央に位置するハンガリーの街。純粋なマジャール人の子孫は蒙古斑を持ち、古代ローマ時代にはキリスト教の中心地としても栄え、オスマントルコによって、占領された時代にはビザンチン文化が花開く。それぞれの文化の影響が入り混じった芸術の街です。それぞれの文化の痕跡があちこちに混在しています。

今回の絵付けの旅の目的はジョルナイ工房を訪ねることでした。11年前にこの街を訪ねた時にはその魅力が理解できませんでしたが、いま改めて感動しています。

下の写真はそのジョルナイのエオシン釉薬でやかれたユニークな噴水です。

世界の文化が融合されつつある今、この街では数百年も前から自然に受け入れられていたのでしょう。

8月25日　ヘレンド工房と美術館を見学した後、

迎えに来て下さった元ヘレンド・トップペインター・Mマーティシ先生の別荘に招待されました。

野生のプラムを摘んだり、林の草むらで寝転んで空を眺めたりとおいしい空気を満喫しました。

もちろん、ハンガリー料理も珍しい食前酒もサ・イ・コ・ウのお持て成しをいただき、

お礼に全員で習ったばかりのハワイアン・ダンスを披露して、先生のご家族ともすっかり打ち解けました。

8月24日　7時間の電車の旅の後、ブダペスト西駅につく。女性ばかりの旅でしたので、ポーターとタクシー運転手に法外な値段を吹っかけられそうになりましたが、うまく切り抜けられ、ほっとしました。

王宮の中のホテルからレストランに向かう頃には、もう遅い夕日と満月の月でなんともロマンチックな空でした。ブダペストの夜にかんぱーい！！